巨人、オープン戦7連敗…山口が初回に満塁被弾、打線は8戦連続2得点以下

○ 中日 6 − 2 巨人 ●
＜オープン戦・バンテリンドーム＞

　巨人は引き分けを挟みオープン戦7連敗。この日も打線が沈黙し、これで8試合連続2得点以下となった。

　2回は8番・若林の右翼線二塁打などで二死二、三塁の好機を作るも9番・小林が投ゴロ。6回は一死から4番・中田が痛烈な中越え二塁打を放ったが、続くウィーラー、吉川が倒れ得点できなかった。

　9回に安打と2四球で満塁とし、代打・大城の三ゴロを中日・石川がファンブル。適時失策で2者が生還し完封負けは回避したが、なおも一、二塁の好機で1番・立岡、代打・石川が凡退。この日も好機での一本が出ずつながりを欠いた。

　これで0−3で完封負けを喫した3月5日の日本ハム戦（札幌ドーム）から8試合連続で2得点以下。得点力不足は深刻だ。

　先発登板した山口は初回、いきなり無死満塁のピンチを招き、二死後、6番・木下に左翼席への満塁被弾。この日は2回41球、4安打4失点、1奪三振1四球の内容で降板し、シーズン開幕へ不安を残した。