リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、同クラブに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドがハムストリングを負傷したことを明かした。18日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。
A・アーノルドは、16日に行われたプレミアリーグ第27節アーセナル戦にフル出場したが、同試合でハムストリングを痛めていたことが明らかとなった。これにより、3月27日に行われるスイス代表戦、同30日のコートジボワール代表戦を控えるイングランド代表への合流も不可能となった。
20日に行われるFAカップ準々決勝のノッティンガム・フォレスト(2部)戦を前にした会見でクロップ監督は「トレントはハムストリングを負傷して離脱する。だから、イングランド代表に合流することもできない。良いニュースなわけがない。復帰までどの程度掛かるか様子を見る」と語った。
「トレントの代わりを見つけるのはもちろん困難だが、できる。トレントのようにプレイできる選手は他にいない。だからこの選手だ、という代わりを見つけるのは難しい」
「ミリー(ジェイムズ・ミルナー)とジョー(・ゴメス)がいるし、システム変更もできる。選択肢は用意してある。過去にミリーが同じような境遇を強いられた時も、素晴らしい働きだっただろう。もし、彼がダメだったら、おそらく若手を起用する」
4月5日にはベンフィカとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグや、同10日にはマンチェスター・Cとのプレミアリーグ首位攻防戦など4月頭には重要な試合を控えるリヴァプール。名将クロップの手腕に期待がかかっている。