札幌がJ1新記録の開幕5試合連続ドロー…敵地でC大阪に2度追いつく

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2022年03月19日 18:08  サッカーキング

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C大阪と札幌が対戦した [写真]=Getty Images
明治安田生命J1リーグ第5節が19日に行われ、セレッソ大阪と北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

 試合の均衡が破れたのは25分、ホームのC大阪が先制する。相手GKのミスパスを高い位置で原川力がカットし、乾貴士を経由して、ペナルティエリア中央の山田寛人にボールが渡る。山田は腕をうまく使って相手DFの寄せをはねのけ、右足を振り抜きシュートをゴールに突き刺した。

 札幌は30分に試合を振り出しに戻す。左コーナーキックからルーカス・フェルナンデスがインスイングのボールを送ると、飛び出してきた相手GKキム・ジンヒョンはボールに触ることができず、ファーの岡村 大八が頭で押し込んだ。

 同点で折り返すと、札幌は47分に絶好機を迎える。右コーナーキックから金子拓郎がインスイングのボールを送ると、深井一希が右足で合わせるが、シュートは枠を捉えられない。61分には左からのグラウンダークロスをボックス内で収めた金子が左足を振り抜くが、ゴール右下を狙ったシュートはわずかに枠を外れる。

 すると62分、C大阪が意外な形で勝ち越しに成功する。相手DF岡村は自陣のペナルティエリアからロングフィードを配給しようとするが、空振りで失敗。岡村はこぼれ球のクリアを試みたものの、ボールは素早く詰めたブルーノ・メンデスに当たってゴールに吸い込まれた。

 しかし、札幌は76分に再び追いつく。金子が右サイドからゴールに向かう鋭いクロスを送ると、飛び込んだ中島大嘉をかすめてそのままゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま終了し、C大阪の今季初となるホーム戦勝利と連勝はお預けとなった。札幌はJ1新記録の開幕5試合連続ドローとなった。

 C大阪の次戦は26日に行われ、JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージで大分トリニータと対戦する。札幌は同日、ルヴァン杯で京都サンガF.C.と対戦する。

【スコア】
セレッソ大阪 2−2 北海道コンサドーレ札幌

【得点者】
1−0 25分 山田寛人(C大阪)
1−1 30分 岡村大八(札幌)
2−1 62分 ブルーノ・メンデス(C大阪)
2−2 76分 金子拓郎(札幌)

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