プレミアリーグ第30節が19日に行われ、アストン・ヴィラとアーセナルが対戦した。
16日に行われた第27節延期分でリヴァプールに敗れ、連勝が5で止まった4位アーセナル。中2日の今節は、GKアーロン・ラムズデールが腰の問題、FWガブリエウ・マルティネッリが体調不良で欠場。両選手に代わって、GKベルント・レノとエミール・スミス・ロウがスタメンに名を連ねた。また、DF冨安健洋も負傷の影響でメンバーから外れた。
序盤から押し込むのはアウェイのアーセナル。10分、右サイドからブカヨ・サカがゴールに向かう鋭いクロスを送ると、相手DFエズリ・コンサに当たってゴールへと向かうが、相手GKエミリアーノ・マルティネスが超人的反応を見せて得点には至らない。
30分、アーセナルがアストン・ヴィラのゴールをこじ開ける。フリーキックの流れから敵陣ゴール前で混戦になると、ペナルティエリア手前でサカがこぼれ球に反応して左足を振り抜く。相手GKマルティネスは味方がブラインドとなって反応が遅れ、ボールはゴールに吸い込まれた。なお、サカの得点はアーセナルのプレミアリーグ通算2000得点目。マンチェスター・Uとリヴァプールに続き、史上3クラブ目の快挙となった。
ビハインドで折り返したアストン・ヴィラは、後半に入ってから立て直すと、68分に決定機を迎える。右からカットインしたオリー・ワトキンスがペナルティエリア内で左足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってコースが変化。さらに右のポストにも当たってゴールとはならなかった。
最終盤はアストン・ヴィラが押し込む展開となるが、最後までアーセナルの守備を崩すことができず、1点を守り切ったアーセナルが勝利した。アストン・ヴィラは2連敗、アーセナルは2試合ぶりの白星となった。
次節、アストン・ヴィラは4月2日にアウェイでウルヴァーハンプトンと、アーセナルは同4日にアウェイでクリスタル・パレスと対戦する。
【スコア】
アストン・ヴィラ 0−1 アーセナル
【得点者】
0−1 30分 ブカヨ・サカ(アーセナル)