英メディア『Daily Mail Online』によると、現地警察が警備上の理由により夫妻が訪問中の20日の抗議デモを許可しなかったため、村人達は18日に「ウィリアム王子は我々の土地から出て行け」などと書いた横断幕を持ってデモを行った。彼らは王室からの公式訪問を「植民地主義だ」「侮辱的だ」などと表現していた。
村人達が抗議しているのは、土地の所有者である慈善団体「Flora and Fauna International(FFI)」だ。世界の生態系保護に取り組む同団体では、初代パトロンにエドワード8世が就任し、ジョージ6世からエリザベス女王へと引き継がれた後、2020年からはウィリアム王子が役目を務めている。
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2021年11月19日付Instagram「Attending this year’s Royal Variety Performance and meeting amazing entertainers from the world of theatre and music last night!」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 寺前郁美)