新指揮官の初陣を飾った鹿島が3連勝…浦和は“新10番”らの活躍で4発快勝／J1第5節

18日から20日にかけて明治安田生命J1リーグ第5節が各地で行われた。

　ホームにアビスパ福岡を迎えたガンバ大阪は、序盤から相手の堅守に苦戦。ハイプレスに遭う時間が続くと、10分にMFジョルディ・クルークスに先制点を許す。0−1のまま迎えた後半には、MF田中達也のゴールとオウンゴールで失点。終盤にかけてMF福田湧矢とFWレアンドロ・ペレイラのゴールで一点差に迫るも、反撃はここまで。2−3でアウェイの福岡が勝利を収めた。

　リーグ戦でレネ・ヴァイラー新監督の初陣を迎えた鹿島アントラーズは、ホームで湘南ベルマーレと対戦。16分に湘南のMF瀬川祐輔にゴールを許し1点ビハインドで後半を迎えるも、その立ち上がりにFW上田綺世の鮮やかなミドルシュートで同点とする。そして64分、FW鈴木優磨のクロスから途中出場のMFファン・アラーノがゴールを決めて逆転。試合は2−1で終了し、鹿島はリーグ戦3連勝を手にした。

　ジュビロ磐田と対戦した浦和レッズは前半、DF犬飼智也、FWキャスパー・ユンカー、DFアレクサンダー・ショルツの得点で3ゴールを挙げて3−1でハーフタイムを迎える。そして後半開始時、ついにチームへ合流した“新10番”MFダヴィド・モーベルグが交代出場。すると48分、モーベルグはドリブルで相手選手を翻弄し、得意の左足でゴールネットを揺らした。結局試合は4−1で終了し、4ゴールを決めた浦和がホーム2連勝を飾っている。

　第5節の試合結果と順位表、また次節の対戦カードは以下の通り。

■試合結果
横浜F・マリノス　0−0　サガン鳥栖
清水エスパルス　0−0　ヴィッセル神戸
京都サンガF.C.　0−1　FC東京
ガンバ大阪　2−3　アビスパ福岡
サンフレッチェ広島　0−2　川崎フロンターレ
鹿島アントラーズ　2−1　湘南ベルマーレ
浦和レッズ　4−1　ジュビロ磐田
セレッソ大阪　2−2　北海道コンサドーレ札幌
名古屋グランパス　1−1　柏レイソル

■順位表
（※カッコ内は勝ち点／得失点差）
1位　川崎F（16／+5）
2位　横浜FM（12／+4）
3位　鹿島（12／+4）
4位　柏（10／+4）
5位　FC東京（9／+2）
6位　浦和（7／+1）
7位　鳥栖（7／+1）
8位　C大阪（6／+1）
9位　福岡（6／0）
10位　名古屋（5／+1）
11位　札幌（5／0）
12位　磐田（5／−1）
13位　G大阪（5／−2）
14位　清水（5／−3）
14位　京都（5／−3）
16位　神戸（4／−6）
17位　広島（3／−3）
18位　湘南（2／−5）

■第6節の対戦カード
▼4/1(金)
19:00　福岡　vs　鳥栖
▼4/2(土)
14:00　G大阪　vs　名古屋
15:00　柏　vs　磐田
15:00　川崎F　vs　C大阪
15:00　湘南　vs　広島
16:00　鹿島　vs　清水
16:00　神戸　vs　京都
19:00　札幌　vs　浦和
19:00　横浜FM　vs　FC東京