日本ハム、2試合連続の逆転勝ち　新庄体制初のOP戦は8勝6敗2分けで終了

○ 日本ハム 4 − 1 DeNA ●
＜オープン戦・札幌ドーム＞

　日本ハムは2試合連続の逆転勝ち。新庄剛志監督（50）就任後初のオープン戦を8勝6敗2分けの貯金2で終えた。

　日本ハムは1点を先制された直後の1回裏、4番・淺間の右翼線適時二塁打で同点。4回は10球粘った3番・水野の四球と続く淺間の左前打などで一死二、三塁の好機を作り、6番・松本の中犠飛で勝ち越した。6回は8番・石井が左中間突破の2点適時三塁打を放ち2点を追加。打線は8回までに10安打を記録した。

　先発の金子は3回3安打1失点で降板。4回以降は支配下昇格を果たした古川などリリーフ陣が1イニングずつ無失点でつなぎ、3点リードの9回を締めた新守護神候補のドラフト8位ルーキー・北山はオープン戦2セーブ目を記録した。

　日本ハムは8回に一挙5点を奪った前日の同戦に続き2試合連続の逆転勝ち。選手に指揮を託し、スタメンをファン投票で募集するなど随所に“ビッグボス色”を打ち出したオープン戦を2つの勝ち越しで終え、良い形で25日のシーズン開幕・ソフトバンク戦（PayPayドーム）を迎えることになった。