DeNA・牧、4試合連続打点でオープン戦締め　打率.395でシーズン開幕4番へ

○ 日本ハム 4 − 1 DeNA ●
＜オープン戦・札幌ドーム＞

　DeNAの牧秀悟内野手（23）が20日、日本ハムとのオープン戦（札幌ドーム）に「4番・二塁」で先発フル出場。初回の第1打席で中犠飛を放ち4試合連続打点をマークした。

　初回、一死一、三塁の好機で日本ハム先発・金子と対戦。初球のカットボールを打ち上げた打球は先制の中犠飛となり、オープン戦4試合連続打点をマークした。

　その後の3打席は2三振含む3打数無安打に倒れたものの、オープン戦は.395の高打率で終了。本塁打はなかったものの出場した15試合すべてでスタメン4番に座り、チームトップの9打点を叩き出した。

　1年目だった昨季は打率.314、22本塁打、71打点、OPS.890の好成績をマーク。ルーキー史上初のサイクル安打を達成するなど数々の新人記録を塗り替え、セ・リーグの新人特別賞を受賞した。今年はキャンプ前のコロナ陽性で出遅れたものの、一軍合流初日に代打3ランを放つなど2月からエンジン全開。オープンに入ってからも打ちまくり、3月上旬に三浦監督から「4番は牧でいきます」と開幕4番を告げられていた。

　チームは9勝5敗2分けでオープン戦の全日程を終了。25日に開幕する2022年シーズンでも、若き新4番の活躍に期待が膨らむ。