ヴィッセル神戸は20日、トップチームの三浦淳寛監督との契約を3月20日付で解除したことを発表した。
現在47歳の三浦氏は現役時代、2005年から2007年にかけて神戸でプレー。2018年にスポーツダイレクターとして神戸復帰を果たすと、2020年9月よりトルステン・フィンク前監督の後任としてトップチームの監督を務めていた。
2020シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でベスト4進出を果たし、2021シーズンは明治安田生命J1リーグでクラブ最高位となる3位フィニッシュを達成した。しかし、今シーズンのリーグ戦では、開幕7試合を終えて4分3敗と勝利がなかった。
三浦氏は退任に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「志半ばですがチームを離れる形になり残念です。2018年からヴィッセル神戸の改革に携わる事ができ、現場・フロント・サポーターと一緒に本気で闘えた事に心から感謝しています」
「ヴィッセル神戸を『とにかく強くしたい』、その想い一心で自分の出来る事を全力で頑張ってきた4年と3ヶ月。一つひとつ思入れ深い大切な時間に感謝が込み上げてきます。素晴らしいメンタリティーを持った選手達と、苦楽を共にしながら一緒に闘ってきた時間は、私にとって宝ものです。常に一生懸命頑張ってくれて本当にどうもありがとう。そして一緒に闘い支えて下さったサポーターの皆さんに感謝の想いで一杯です。また現場スタッフ、事業部の皆さんの支えがあり、助けて頂き凄く感謝しています」
「私自身はこの貴重な経験を今後に活かしていきたいと思います。ヴィッセル神戸の更なる成長を心から願っています。ヴィッセルファミリーの皆さん本当にどうも有難うございました。最後に、どんな時も隣で一緒に闘い続け、明るく支えてくれた妻と娘に心から感謝を伝えたいです」