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オリックスは20日、オープン戦最終戦となった阪神戦終了後、京セラドーム大阪で「出陣式2022 選手トークショー」を開催。
選手会長の吉田正尚のほか、杉本裕太郎と福田周平、そして宗佑磨の計4選手が参加。本拠地ファンの前で、それぞれが開幕に向けた意気込みを述べた。
試合実況でもお馴染み大前一樹さんの軽妙な司会で進行したトークショー。5日後に控えた2022年シーズンの開幕を前に、吉田は「楽しみと不安が入り混じり、開幕を前に緊張感は高まっている」とコメント。2年連続本塁打王にも期待がかかる杉本は、オープン戦で本塁打が出なかったことを踏まえ、「切り替えてシーズンでは絶対に打つので、あたたかく見守ってほしい」と呼び掛けてスタンドの爆笑を誘った。
一方の福田は「まだ落ち着いているが、打席に入る直前にめちゃめちゃ緊張する」と言い、宗も「すでに緊張している。余裕をもって臨める選手ではない。がむしゃらの行くだけです」とのこと。本音トークで現在の心境を口にしている。
リーグ連覇に向けて必要なものを問われた選手会長は、「いまファームで戦っている選手も含め、みんなの力が必要」と昨季同様に全員の力を結集して戦っていくことの重要性を強調。杉本もつづけて「一丸になること」を挙げつつ、「個人的には警戒されると思うので、毎年警戒される中で良い結果を出すマサタカのような良いお手本を見習いたい」と意気込んだ。
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最後は吉田がいよいよ迫ってきた開幕に向けて、「やってみないと分からない。昨年僕たちが最下位から優勝したように、どのチームが優勝してもおかしくない。やることをやってぶつかっていきたい」と気を引き締めた。
チームは22日・23日に京セラドーム大阪で最終調整を行った後に移動。25日からの開幕戦・対西武（ベルーナドーム）に備える。
取材・文＝北野正樹（きたの・まさき）
【動画】オリックスが出陣式・トークショーを実施 主力が連覇と日本一に向けて決意
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