ベッカム氏、自身のインスタをウクライナの医師に貸与…新生児医療現場の実情を世界に発信

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2022年03月21日 16:50  サッカーキング

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ベッカム氏 [写真]=Getty Images
元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏が、自身の公式インスタグラムアカウント(davidbeckham)の管理権を、一時的にウクライナの医師に与えた。

 7100万人を超えるベッカム氏のアカウントを借りたのは、ウクライナ第2の都市ハルキウで周産期医療センターの責任者を務めるイリナさん。ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、新生児医療の現場を世界に発信した。

 イリナさんはストーリー機能を通じ、侵攻初日に妊婦と新生児が避難した狭い地下室の様子、救命設備に頼らざるを得ないため地下室に連れて行くことができない新生児などの写真や動画を投稿。侵攻2日目に呼吸器系の問題を抱えて生まれた息子を抱く、家を破壊された母親の姿も紹介している。

 現在「24時間365日」働いているというイリナさんは、「私たちはおそらく命がけで仕事をしていますが、私たちには関係のないことです。私たちはこの仕事を愛しています。ここの医師や看護師たちは、心配し、泣き、しかし誰もあきらめません」とコメント。また、UNICEF(国際連合児童基金)から寄付された酸素供給機などの物資が現場で役立てられているとして、同基金への寄付を呼びかけている。

 UNICEFの親善大使を務めるベッカム氏も、「ユニセフとイリナのような人々を支援するために、私のプロフィール欄にある寄付のリンクから、できる限りの寄付をお願いします」と呼びかけている。


【動画】ベッカム氏がウクライナ支援を呼びかける
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