雪辱に燃える“アズーリ”…マンチーニ監督がW杯出場権獲得へ意気込む「選手を信頼している」

イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督がFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフを前に、意気込みを示した。21日、公式サイト『FIFA.com』が伝えている。

　2大会ぶりのW杯出場を目指すイタリア代表は、MFジョルジーニョ（チェルシー／イングランド）やFWロレンツォ・インシーニェ（ナポリ）などを選出。24日に行われる北マケドニア代表戦に臨み、勝利した場合は29日にポルトガル代表対トルコ代表の勝者と決勝で対戦する。

　まずマンチーニ監督は“スタディオ・レンツォ・バルベラ（イタリア・パレルモにあるスタジアム）”で行われる北マケドニア代表戦について「パレルモでの試合はピッチに近いところにファンがいることで、それが私たちの力になると思う」とファンの声援も必要不可欠であることを口にした。

　欧州予選・グループCで4勝4分の2位となり、1枠のW杯出場権を4ヶ国で争うプレーオフへと回ったイタリア代表。前回大会で身を以てプレーオフの厳しさを痛感した“アズーリ（イタリア代表の愛称）”について、マンチーニ監督は「私は選手を信頼している。これから10日間、とてもタフな日々が待っていることは分かっているんだ。それでもスポーツには戦わなければならないときがある」と胸中を明かしている。