大岩監督、23日初戦のドバイ杯へ「いろんなシチュエーションを想定しながらやっていきたい」

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2022年03月22日 19:04  サッカーキング

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U−21日本代表の大岩監督 [写真]=Getty Images
22日、U−21日本代表の大岩剛監督がメディアの取材に応じた。

 2024年のパリオリンピックを目指す世代として、23日からドバイカップU−23を戦うU−21日本代表。U−23クロアチア代表、U−23カタール代表、そして順位決定戦と3試合を戦う予定となっている。大岩監督は20日の移動から初戦を迎える日程にも「今回のドバイ遠征は色々な方の協力があって実現できています。感謝と同時に、過酷ですけど、今後の自分たちにとっては有意義な遠征になると思います。ホテルの中も決して恵まれた環境ではないということも含め、そういった中でも力を発揮しないといけない状況は非常に有意義だと思うので、この3試合で、それを選手たちがピッチで表現できるようにしてあげたいと思っています」とコメント。

 すでにドバイ入りしトレーニングしている選手たちについては「責任や誇りなどを感じながら戦うことができるのは、彼らにとっては重みのある試合だと思います」「良いトレーニングができているので、それは素晴らしいことだよと(伝えた)。ただ、それを続けないといけないし、その意識の高さによって全員が前進していけると思うので、こういう良いトレーニングを続けていこうと伝えました」と明かした。

 浦和レッズDF大畑歩夢が辞退となり左サイドバックの本職が手薄になることも予想されているが、同監督は「さまざまなシチュエーションを加味していますし、他の選手の離脱も想定しながら招集メンバーを選びました。そのため今回は追加招集をせず、成瀬(竣平)など両サイドをできる選手もいるので、いろんなシチュエーションを想定しながらやっていきたいと思います」と選考面や采配面にも言及。

 そしていよいよ翌日に迫った初戦のU−21クロアチア代表戦については「全員にしっかり準備させるつもりでいます。その中で今日(ドバイへ)入った選手やケガを抱えている選手もいるので、この3試合をどういう布陣で、どう勝つための準備をしていくのか考えながら、明日のクロアチア戦に向けてメンバーを決めたいと思います」と語り、その対戦相手の印象について問われると「システムや直近の試合を見ても(実際に)来ていない選手もいて分析がままなりませんが、これも想定内。あとはピッチの中でゲームが始まった瞬間に分析して選手にしっかり認識させるというか、自分たちがどう攻撃、守備させるのかを練習から提示していきたいと思います」と意気込みを示した。

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