パリ・サンジェルマンに所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティがワールドカップ出場に向けて意気込みを語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
イタリアは24日に北マケドニア代表との『2022FIFAワールドカップ』の欧州予選プレーオフ準決勝に臨み、勝利すれば29日にポルトガル代表とトルコ代表の勝者と決勝で対戦する。
2017年にはプレーオフでスウェーデンに敗れワールドカップ出場は叶わなかったイタリア代表。ヴェラッティは5年前の状況と比較し「グループと監督の強さが違う。僕たちは強いし、自信もあるし、熱意もある。自分たちのできることをやれば、きっとうまくいくと信じている」とコメント。対戦相手の北マケドニアについても「彼らはこの2年間、とてもよくやっている。低い位置で固い守備をするし、良い選手も多いから我々も困難に陥るかもしれない。侮れないね」と警戒している様子を見せた。
また、2大会連続での敗退は何としても避けたいところ。ヴェラッティは前回の敗退を振り返り「人生には困難な瞬間が常に存在し、敗北からも多くを学ぶことができる。サッカーは細かいところの積み重ねでできていて、いつも同じようにいくとは限らないんだ。状況を受け入れ、次の試合ではできる限りのことしなければならない」とコメント。さらに今回のプレーオフを前に意気込みを語った。
「イタリアは、どんな困難なときでも必ず立ち上がってきた。これが僕たちの仕事だ。通過するチャンスはいくらでもある」
「このプレッシャーの中でプレーすることには慣れている。プロとして重要な瞬間であることは分かっているので、ワールドカップに出られないなんてありえない。でも、そうならないためにできることは、ただひたすら仕事をすることだ」
「ワールドカップから2度も脱落するわけにはいかないから、プレッシャーは大きい。失うものもすごい。でも良いサッカーができることは証明できたから、素晴らしいパフォーマンスを見せられると思うよ」