元英代表FWデフォーが現役引退…トッテナムなどで活躍、プレミア通算162ゴール

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2022年03月24日 22:22  サッカーキング

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デフォー(右)が現役引退 [写真]=Getty Images
サンダーランド(イングランド3部)の元イングランド代表FWジャーメイン・デフォーが、24日に現役引退を発表した。

 デフォーは今年1月にサンダーランドと短期契約を結び、ここまでリーグ戦7試合に出場していた。クラブの発表によると、デフォーは即時の現役引退を決断したようだ。

 現在39歳のデフォーはウェストハムでデビューを飾り、トッテナム、ポーツマス、トロントFC(MLS)、ボーンマス、レンジャーズでも活躍。プレミアリーグでは通算496試合に出場し、歴代9位の162ゴールを記録した。

 身長171センチメートルと小柄ながら、並外れたゴールへの嗅覚で得点を積み重ねた。トッテナムやポーツマスでは身長201センチメートルの元イングランド代表FWピーター・クラウチ氏と“でこぼこ”コンビを形成。2009−10シーズンにはキャリアハイのリーグ戦18ゴールを挙げ、トッテナムをクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に導いた。

 2015年1月から2017年夏にかけても在籍したサンダーランドでは、低迷するチームのなかでエースとして活躍した。小児がんと闘いながらも同クラブを応援したファンのブラッドリー・ローリー君(※闘病生活の末、2017年7月7日に6歳で逝去)と親交を深め、小児がん患者をサポートする『ジャーメイン・デフォー財団』は2018年に大英帝国勲章(OBE)を受章している。

 また、2004年にデビューを飾ったイングランド代表では、57キャップを数えた。2010年のFIFAワールドカップ南アフリカでもゴールを挙げるなど、通算20得点をマークした。

 デフォーは自身の公式ツイッター(@IAmJermainDefoe)で現役引退を発表し、次のようなメッセージを投稿している。

「22年間の現役生活を終え、プロサッカー選手から引退することを決意した。家族や親しい人たちと話し合い、本当につらい決断だった。1999年に17歳でプロデビューし、今が引退のタイミングだと感じている。僕は信じられないような旅をし、ゲームの中で素晴らしい人たちに出会ってきた」

「サッカーは常に僕の血の中にあり、恵まれたキャリアを振り返ることは、僕に大きな誇りと満足感を与えてくれる。これからは、友人や家族と充実した時間を過ごして、自分のキャリアの次の章に進みたいと思う。これまでプレーしてきた各クラブのファンの皆、ありがとう。そして、皆とはこれからも特別な絆で結ばれていくだろう。また、僕のキャリアに欠かせない役割を担ってくれた素晴らしいチームメイト、コーチ、スタッフの皆もありがとう」

「最後に、お母さんにありがとうと言いたい。2歳だった僕にボールを与え、僕の夢が実現すると信じさせてくれた。今の僕があるのは、すべてあなたと神様のおかげだ」

👕 496 appearances
⚽️ 162 goals
🅰️ 33 assists
🏅 1 Player of the Month
🏆 1 Goal of the Month

Congratulations on a brilliant #PL career, Jermain Defoe! pic.twitter.com/Y5T5NhtmPs https://t.co/Am5sAMqJtM— Premier League (@premierleague) March 24, 2022

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