【10大ニュース】17人死傷の「惨劇」――。秋葉原で無差別殺傷事件
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2008年12月25日 15:00 mixiニュース
2008年6月8日(日)の正午過ぎ、買い物客らで賑わう秋葉原の交差点に、スピードを保ったままの2tトラックが突入。数人をはねたのち停車した。トラックに乗っていたのは、青森県青森市出身の加藤智大容疑者(25)。加藤容疑者は「わー」と大声で叫びながら通行人を追い回し、サバイバルナイフで次々と切りかかった。
この事件で男性6名・女性1名の7名が死亡、10人が負傷。平和な日曜日の歩行者天国が、一瞬にして血の海と化した。
「車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います みんなさようなら」
「使う予定の道路が封鎖中とか やっぱり、全てが俺の邪魔をする」
「今日は歩行者天国の日だよね?」
「時間です」
加藤容疑者は移動から犯行の直前まで、ネット掲示板で「実況中継」を行っていた。犯行2日前には、
「やりたいこと…殺人
夢…ワイドショー独占」
「ナイフを5本買ってきました」
といった書き込みも見られ、数日前から強い殺意を抱いていた様子がうかがえる。
また事件以降、ネット掲示板での「犯行予告」が急増、逮捕者も相次いだ。「明日、下校中の4年生を殺す」と書き込んだ9歳女児は「いたずら目的だった」と供述。その他の事件を見ても、安易な気持ちでの犯行が目立つ。
3月に発生した土浦8人殺傷事件や、15人が焼死した10月の個室ビデオ店放火事件、11月に起こった元次官殺害事件など、痛ましい犯罪が相次いだ一年であった。
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