“不合格の烙印”を押したレアル…ペドリがバルサでの充実感を明かす「楽しんでいる」

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2022年03月25日 16:42  サッカーキング

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バルセロナでの充実ぶりを明かしたペドリ [写真]=Getty Images
バルセロナのスペイン代表MFペドリが、自身の道程について明かした。24日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在19歳のペドリはラス・パルマスの下部組織出身で2019年にトップチームデビューを果たすと、2020年夏にバルセロナへ活躍の場を移す。加入初年度から公式戦52試合に出場し4ゴール6アシストを記録した同選手は、2021年6月に行われたEURO2020と同年8月に行われた東京オリンピックにも出場した。飛ぶ鳥を落とす勢いのペドリは同年のゴールデン・ボール賞とコパ・トロフィーを受賞。今シーズンは負傷の影響で出遅れたものの、公式戦16試合に出場している。

 19歳ながらバルセロナの“顔”となっているペドリは、2018年にレアル・マドリードの入団テストを受けたものの、結果は不合格。当時の心境について、同選手は「最初はどのチームであろうと断られるのは嫌だけど、『自分を必要としてもらえなかったのなら、今度は別のチームから必要とされるように頑張ろう』とモチベーションが上がるんだ」と告白。続けて「今、僕は(バルセロナで)望んだ場所にいる。ノー、と言った人には一度も会ったことがない。誰なのか覚えてすらいない。『今はバルセロナで楽しんでいる』と言ってあげたいね」と充実感を口にした。

 20日に行われたラ・リーガ第29節でレアル・マドリードと対戦したバルセロナ。同試合に先発出場し、“エル・クラシコ”で4−0の勝利を飾ったことについて、ペドリは「忘れられない試合だった。でも、今は(スペイン)代表チームにいるから、みんな仲間。ここでは、同じ顔をして、同じように笑っている。そのことに躊躇する必要はない。僕らはチームだし、一緒に勝ちたいんだ」と言及。また、今回のスペイン代表で背番号「10」をつけることについては「『10』はセスク・ファブレガスのような偉大な選手もつけてきた番号だから、それを選んだ。本当は背番号『8』が1番好きなんだ。アンドレス・イニエスタが着けていて、子供の頃からずっと好きだったからね。だけど、ここではコケが着ている。それを尊重しなければならない」と胸中を明かしている。

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