浦和レッズは25日、オランダ人FWアレックス・シャルクの完全移籍加入でセルヴェット(スイス1部)とクラブ間合意に至ったことを発表した。
現在29歳のシャルクはNACブレダの下部組織出身で、U−20オランダ代表、U−21同国代表でのプレー歴もある。PSV U−21やゴー・アヘッド・イーグルスでもプレーした後、2015年10月から2018年夏にかけてはロス・カウンティ(スコットランド)に在籍していた。
2018年夏からセルヴェットでプレーし、昨シーズンから背番号「10」を背負っている。2021−22シーズンはリーグ戦21試合3得点、国内カップ戦2試合3得点を記録している。
浦和は身長171センチ、体重68キロのシャルクについて、「前線から献身的な守備もでき、得点能力も高い、左ワイドとトップが主戦場のストライカー。相手ディフェンスライン裏への飛び出し、ボックス内でのチャンスメークも期待」とその特長を紹介している。
シャルクは加入に際し、浦和の公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「浦和レッズのようなビッグクラブに加入することができてうれしく思っています。練習場に行くのも、埼玉スタジアムで素晴らしいファン・サポーターの前でプレーすることも楽しみにしています。最初の1分から私のすべてをクラブとファン・サポーターのために捧げます」