オリックス・宮城、昨季6戦無敗の西武戦に「不安です。昨年は昨年。今年もしっかりとやっていきたい」

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2022年03月26日 05:54  ベースボールキング

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阪神戦に先発したオリックスの宮城大弥[写真=北野正樹]
◆「野手陣に少しでも楽な展開に…」

 開幕2戦目の西武戦(ベルーナドーム)に先発するオリックスの宮城大弥が25日、オンライン会見に応じ、意気込みを語った。

 プロ2年目の昨季と同じ相手、同じ球場で迎える自身の今季初登板。昨年は7回5安打1失点でチームの初勝利をもたらした。昨年は試合前、緊張感からベンチ裏などを歩き回るほど落ちつかなかったそうだが、ピンチで打たれる予感がして投球直前にサインとは違うボールを投げて山川穂高を空振り三振に仕留めるなど、冷静な投球を披露した。

 今春のオープン戦では3試合に登板し防御率4.38。最後の調整登板となった阪神戦(京セラドーム大阪)は5回2/3を投げ6安打4失点。自身の中では納得のいく投球内容ではなかったようだ。

 現在の心境を聞かれ「不安です」と吐露したのも、そんな部分があったからだろう。「オープン戦の結果や内容を考えて振り返ると、そうなるのかなと思う。全体的に、バランスにずれがある。いろんなものがよくないわけではないが、最高の状態とは言えない」といい、「投球練習やキャッチボールで少しずつ、修正は出来ていると思う」と現在の状態を語る。

 「出来るなら、頑張って守備の時間を短くして、野手陣に少しでも楽な展開になるように頑張りたい」と打線の援護にも期待を寄せる。

 昨季は西武相手に無敗の6連勝。相性の良さにも「そこは関係なしでいけたらいいのかなと思う。そう感じる部分もあるが、昨年は昨年。今年もしっかりとやっていきたいと思う」と新たな気持ちで臨む。


取材・文=北野正樹(きたの・まさき)


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