西武ドラ1・隅田、7回無失点の快投デビュー オリ宮城との”左腕対決”制す

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2022年03月26日 16:20  ベースボールキング

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西武・隅田知一郎 (C)Kyodo News
◆ 初回から吠える気迫の投球、新たな一面披露

 西武のドラフト1位・隅田知一郎投手(22=西日本工業大)26日、オリックス2回戦(ベルーナドーム)でプロ初登板初先発。7回1安打無失点の快投デビューを披露し、プロ初勝利の権利を持って降板した。

 開幕2戦目を託された4球団競合のドラ1左腕。初回、2番・宗からプロ初三振を奪取するとマウンド上で吠えた。続く吉田正は遊ゴロに仕留めテンポ良く8球で3者凡退。マウンドを降りる際は再び雄叫びを上げた。オープン戦では冷静に淡々と投げる姿が印象的だったが、この日は立ち上がりから気迫を全面に出す新たな一面を披露。野手陣もルーキーの好スタートに応え、1回裏に幸先よく3点を先取した。

 2回は一死から初被安打を許したが、最後は8番・太田を二邪飛に仕留め無失点。3回以降はボール球が先行するケースが増えたものの、変化球を巧みに操りながらゼロを並べ続けた。5回は初回以来の3者凡退で勝利投手の権利をゲット。6回以降もゼロを並べ続け、デビュー戦を7回98球、1安打無失点、5奪三振3四球の快投で終えた。

 打線は昨季6戦全敗だったオリックス先発・宮城に対し、初回に4番・山川の1号3ランで先制。4回は7番・栗山の中犠飛で4点目を加え、天敵から5回までに4点を奪った。

このニュースに関するつぶやき

  • 即戦力どころか即エースの風格。ルーキーの初先発であれだけインコースをコントロール出来るとかちょっと信じられない。
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