巨人、リリーフ陣がリード守りきれず　山本昌氏「すんなりいっていれば…」

● 巨人 5 − 7 中日 ○
＜3回戦・東京ドーム＞

　巨人はリリーフ陣がリードを守りきれず、開幕3連勝とはならなかった。

　先発・赤星優志が6回1失点でゲームを作ると、4−1の7回に畠世周が1回を無失点。その裏、岡本和真の適時打でリードを4点に広げる。しかし、8回から登板した高梨雄平が2点を失うと、2点リードの9回からマウンドにあがったデラロサが大島洋平に2点適時打を浴び同点に追いつかれる。5−5の10回に直江大輔が、溝脇隼人に決勝の2点適時打を打たれた。

　27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人−中日戦』で解説を務めた山本昌氏は巨人のリリーフ陣について「中継ぎ、抑えのピッチャーをどういう風に確立していくか。ドラゴンズのようにライデルが出てくると、決まりかなというピッチャーがいない。それプラス、もう一個手前にドラゴンズはこれだけ投げられるリリーフがいても、ロドリゲスを中継ぎに回したりしている。そういうところを含めてジャイアンツは整備が急務かなと思いますね」と指摘。

　さらに山本氏は　「この辺りがタイガース、ジャイアンツ、DeNAの課題だと思うのでね。シーズンで3つ、4つ落とすだけで貯金が6、7変わってくる。こういうところが大事なんですよね。今日もすんなりいっていればジャイアンツ3連勝で終わっているはずなんですよね」と話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）