延長12回制復活は中日有利に働く?山本昌氏「セットアッパーレベルの投手が複数いる」

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2022年03月29日 10:12  ベースボールキング

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中日 立浪和義監督
コロナ禍により2020年が最大延長10回、昨季は9回で打ち切りだったが、今季から3年ぶりに延長12回制が復活した。

 延長戦となると、これまでと戦い方が変わってくることが予想される。27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人−中日戦』で解説を務めた山本昌氏は「(12回までの戦い方は)まったく違うでしょうね。早めに投入できたピッチャーを少し我慢しないといけない。2、3イニング先の計算をしないといけない。そのなかで、投手の質をもっているのはドラゴンズだと思うんですよ」と話す。

 26日の巨人戦は3点リードの8回から登板したセットアッパー・岩嵜翔がポランコに四球を与えたところで緊急降板し、あとを受けたリリーフ陣が5点を失い逆転負けしたが、27日の巨人戦では3−5の8回に橋本侑樹が1回無失点、5−5に追いついた9回は福敬登、清水達也の2人で切り抜け、7−5となった10回はR.マルティネスが3人で締めた。

 同点に追いついた直後の9回は今季から7回の男を任されているロドリゲスを送り込みたい場面だったが、連投中だったため、福と清水の2人で1イニングを無失点に抑えた。20年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを受賞した祖父江大輔もファームに控えており、ブルペン陣は充実している。

 山本氏は「中継ぎのセットアッパーレベルの投手を複数もっている」と話し、「防御率はバンテリンドームが広いので良いのは当たり前なんですけど、先発陣よりも中継ぎ陣が充実しているチーム」と延長12回制が復活することで、層の厚い投手陣をもつ中日が9回で決着がつかなかった場合、有利に働くのではないかと見ているようだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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