“最強の矛”レヴァンドフスキを前に…スウェーデン代表DFリンデロフが意気込む「楽しみ」

ポーランド代表戦へ意気込みを語ったリンデロフ [写真]＝Getty Images

スウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ（マンチェスター・U／イングランド）が、29日に行われるFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフ決勝戦ポーランド代表戦を前に、意気込みを語った。同日付で公式サイト『FIFA.com』が伝えている。

　W杯カタール2022欧州予選・グループBを5勝3敗の2位でプレーオフに回ったスウェーデン代表。24日に行われたプレーオフ準決勝でチェコ代表と対戦した同国代表は120分間の死闘の末に、1－0の勝利を収めて、決勝戦へ駒を進めている。

　2018年に行われたロシアW杯で4試合に出場したリンデロフは、2試合でクリーンシートを達成。スウェーデン代表は準々決勝で大会から姿を消したものの、同年のスウェーデン年間最優秀選手賞に輝いたリンデロフは「素晴らしい経験だった。僕にとって初めてのワールドカップだったからね。物心ついたときから、ずっと夢見ていたこと」と万感の思い。続けて「それは別物なんだ。その場にいるだけで素晴らしい気分になる。国を代表してワールドカップに出場したことは、僕にとって本当に誇らしい瞬間だった」と前回大会を振り返った。

　自身2度目のW杯出場を目指すリンデロフの前に立ちはだかるのは、今季公式戦45ゴールを挙げているポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ。目下最強のストライカーとの対戦を控える同選手は「彼はファンタスティックな選手。もう何年も最高レベルのパフォーマンスを発揮している。ゴール数も、チャンスを演出する数も…彼はトップ、トッププレーヤーだ」と称賛。また「僕は彼に大きな尊敬と憧れを抱いている。本当にタフな戦いになると思うけど、このようなチャレンジは最も楽しみなこと」とレヴァンドフスキとの対戦に向けて、胸中を明かした。

　プレーオフ準決勝チェコ代表戦は累積警告のため欠場したFWズラタン・イブラヒモヴィッチ。40歳ながら未だに衰え知らずのプレーを見せている同選手について、リンデロフは「彼はスウェーデンのスポーツ史上、最も偉大な選手だね。スウェーデンのサッカー界だけではなく、一般の人々にとっても、とても、とても大きな意味を持つ存在」と告白。さらに「長年にわたって最高峰のレベルで活躍し、あの年齢でまだパフォーマンスを発揮できるのは驚異的だよ。彼が自分の身体と心を大切にしてきたことに、僕は大きな敬意を抱いている。素晴らしいメンタリティを持ったアスリート」と尊敬の念を明かしている。

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