『007』へのアンチテーゼ的な主人公が活躍するイギリス発の海外ドラマシリーズ 『ハリー・パーマー 国際諜報局』が、5月6日よりスターチャンネルEXにて独占日本初配信されることが決定。あわせてビジュアルと予告映像が公開された。
作家レン・デイトンが1962年に『007』へのアンチテーゼとして執筆したスパイ小説『イプクレス・ファイル』は、『国際諜報局』として映画化され、主人公ハリー・パーマーを演じたマイケル・ケインを一躍スターにした。労働者階級出身、黒縁メガネで料理好きとジェームズ・ボンドとは対照的なキャラクターは人気を博し、シリーズ化。映画『キングスマン』シリーズがオマージュを捧げた作品としても知られている。そのハリー・パーマーが新たなキャストで57年ぶりに復活した。
映画『トレインスポッティング』のジョン・ホッジが初のTVドラマ脚本を手がけ、『暁に祈れ』のジョー・コール、『ボヘミアン・ラプソディ』のルーシー・ボイントン、『プライドと偏見』のトム・ホランダーらが出演。また「BS10 スターチャンネル」ではドラマ放送に先がけ、「映画版“ハリー・パーマー”シリーズ2週連続放送」と題して、『国際諜報局』『パーマーの危機脱出』が5月に放送される。
【写真】海外ドラマシリーズ『ハリー・パーマー 国際諜報局』予告映像
公開された予告映像では、コール演じるハリー・パーマーがその明晰な頭脳を買われ、獄中から特別諜報機関W.O.O.C.にスカウトされる場面から始まる。トレードマークの黒縁メガネは健在で、新たなハリー・パーマーが冷静かつ大胆に活躍する。またボイントン演じる凄腕スパイ、ジーン・コートニーが60年代の華麗なファッションとともに凛々しい姿を見せる。ロンドン、ベルリン、ベイルートと冷戦時代の世界を舞台にした壮大なスケールのスパイドラマを期待させる映像となっている。
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(リアルサウンド編集部)
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