3冠を目指すマンCのラポルテ、築き上げたスタイルに自信を示す「素晴らしい挑戦であり…」

マンチェスター・Cのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテが、3冠達成に向けて意気込みを示した。3月31日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）初優勝を目指すマンチェスター・Cは5日に準々決勝ファーストレグでアトレティコ・マドリードを“エティハド・スタジアム”に迎える（セカンドレグは13日）と、10日にはプレミアリーグ第32節で勝ち点「1」差で2位につけているリヴァプールとの首位攻防戦。さらに16日にはFAカップ準決勝でまたしてもリヴァプールと相見えることになっている。

　3冠達成の可能性もあるマンチェスター・Cにとって、正念場となる12日間。今季の命運を左右する4連戦を前に、ラポルテは「素晴らしい挑戦であり、それ以上にチャンス。自分たちが他チームより優れていることを示す良い機会だと考えている」と披瀝。また「僕らがやっているサッカーは、世界中で他の誰もがやっていないものだ。リヴァプールをうらやましいとは思っていない。彼らは僕たちのようなサッカーをしたいと思うだろう」と自身の見解を示した。

　2月26日に行われたプレミアリーグ第27節エヴァートン戦では110本のパスを全て成功させて、同リーグ新記録を樹立したラポルテ。マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督から、攻撃面で多くのタスクを要求されていることについて、同選手は「不利に働くことがあるもしれない。最終ラインでミスをすれば、失点する可能性も高いからね。でも、監督によって考え方が違うんだ」と言及。続けて「ペップが僕らに求めているのは、リスクを冒すこと。彼はリスクを冒すことが好きなんだ。勇敢であることが好きなんだ。それがチームに求められていること。僕は挑戦するのが好き」と心境を明かしている。