ダルビッシュ、OP戦で5回途中2失点　中5日で2年連続3度目の開幕投手へ

◆ 昨季HRキングに長打2本許すもゲームメイク

　2年連続3度目の開幕投手に内定しているパドレスのダルビッシュ有投手（35）が現地時間1日（日本時間2日）、ピオリアで行われたロイヤルズとのオープン戦に先発。5回途中2失点でシーズン開幕前最後の調整登板を終えた。

　初回、先頭のメリフィールドに四球を与えると、一死後に3番・ペレスに左翼線二塁打を許し二・三塁とされ、直後の内野ゴロの間に先制点を献上。2回は味方のエラーをキッカケに迎えた満塁のピンチを切り抜けたが、3回先頭のペレスにバックスクリーン直撃の一発を許し2点目を失った。

　昨季ゲレーロJr.（ブルージェイズ）と並びア・リーグ本塁打王に輝いたペレスに対しては、長打2本を許す格好となったが、5回無死無走者で迎えた3度目の対戦はアウトコースの出し入れで見逃し三振。ここでちょうど球数が90球に達し、投手交代となった。

　降板する際には女房役のカラティーニとグータッチを交わし、ナイン、観衆からも称えられながらベンチへ。4回1/3（90球）を投げ5安打2失点、2四球4三振の投球内容だった。

　次回登板は現地4月7日（日本時間8日10時40分開始）に行われるダイヤモンドバックスとの2022年シーズン開幕戦。自身初の開幕勝利を目指す。