明治安田生命J1リーグ第6節が2日に行われ、横浜F・マリノスとFC東京が対戦した。
クラブ創設30周年を記念するメモリアルマッチとなった横浜FMは、8分に先制する。左サイドから永戸勝也がクロスを送ると、西村拓真が打点の高いヘディングで合わせる。相手GKヤクブ・スウォビィクは反応したものの防ぎきれず、ボールはゴールに吸い込まれた。
12分、FC東京が試合を振り出しに戻す。敵陣でボールを奪ったディエゴ・オリヴェイラのスルーパスに安部柊斗が抜け出し、相手GK高丘陽平との一対一を制してネットを揺らした。
横浜FMはボールを握りながらも、なかなか相手のゴール前まで到達することはできない。対するFC東京はボール奪取からの速攻で何度かゴールに近づくが、ネットを揺らすことはできず、試合は1−1で折り返す。
横浜FMはハーフタイムに宮市亮に代えて水沼宏太を投入。すると47分、ホームチームが勝ち越しゴールを獲得する。相手のパスをインターセプトした岩田智輝は、敵陣右サイドで動き出していた水沼に展開。水沼はファイナルサードまで運んで折り返すと、飛び込んだアンデルソン・ロペスが右足で合わせてゴール左下に流し込んだ。
FC東京は75分、松木玖生が2枚目のイエローカードを受け取り退場。ビハインドのなか数的不利となった。
試合はこのまま終了し、横浜FMは3試合ぶりの白星、FC東京は開幕節以来の黒星で連勝が「3」で止まった。次節、横浜FMは6日にアウェイでサンフレッチェ広島と、FC東京は同日にホームでヴィッセル神戸と対戦する。
【スコア】
横浜F・マリノス 2−1 FC東京
【得点者】
1−0 8分 西村拓真(横浜FM)
1−1 12分 安部柊斗(FC東京)
2−1 47分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)