ラ・リーガ第30節が2日に行われ、ヘタフェとマジョルカが対戦した。
6連敗で降格圏に転落したマジョルカは、先月22日にルイス・ガルシア・プラサ監督を解任し、同24日に元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏を新監督に招へい。新体制での初陣では、日本代表から帰還したばかりのMF久保建英はベンチスタートとなった。
スコアレスで折り返すと、マジョルカは63分にヘタフェのPKを与えてしまう。相手のシュートをブロックしたフランコ・ルッソのハンドを取られ、ルッソは2枚目のイエローカードで退場してしまった。
ヘタフェのPKキッカーを務めたエネス・ウナルはゴール左下を狙ったものの、相手GKセルヒオ・リコにコースを読まれて止められる。さらにこぼれ球をマティアス・オリベラが押し込もうとしたが、これもリコのファインセーブに阻まれてしまい、ネットを揺らすことは出来なかった。
数的有利となったヘタフェは82分、ローマからのレンタル組が輝いて先制点を獲得する。ゴンサロ・ビジャールが絶妙のスルーパスを通すと、ペナルティエリア左でボルハ・マジョラルが抜け出す。左足でダイレクトシュートを放ち、相手GKとの一対一を制してゴールに突き刺した。
追いかける展開となったマジョルカは、86分に久保、イ・ガンイン、アントニオ・サンチェスを投入。しかし、久保の見せ場が訪れることはなかった。
試合はヘタフェが1−0で終了し、ヘタフェは7試合ぶり白星、マジョルカは7連敗となった。次節、ヘタフェは9日にアウェイでレアル・マドリードと、マジョルカは同日にホームでアトレティコ・マドリードと対戦する。
【スコア】
ヘタフェ 1−0 マジョルカ
【得点者】
1−0 82分 ボルハ・マジョラル(ヘタフェ)