阪神、投打噛み合わず泥沼の開幕9連敗…セ・リーグのワースト記録更新

○ 巨人 9 − 5 阪神 ●
＜3回戦・東京ドーム＞

　阪神は泥沼の開幕9連敗。開幕8連敗を記録した1979年のヤクルトを抜き、セ・リーグのワースト記録を更新してしまった。

　初回から躓いた。今季初登板初先発のガンケルが制球を乱し、一死満塁で5番・中田に痛恨の満塁被弾。いきなり4点ビハインドを背負った。5回は2番手・浜地が代わり端を捉えれられ、4番・岡本和にソロ被弾。3点ビハインドで迎えた7回は、4番手のアルカンタラが捕まり一気に4点を失った。

　打線は巨人先発・赤星の前に5回まで1安打。6回に3番・糸井が2号2ランを右翼席へ運んだが、7回2失点の新人右腕にプロ初勝利を献上した。8回は4番・佐藤輝の中犠飛で3点目を奪い、6点を追う9回は7番・木浪、8番・梅野が連続ソロを放ったが、この日も投打が噛み合わず4回4失点のガンケルは今季初黒星を喫した。