ユーヴェのアッレグリ監督が“不調”インテルを警戒「イタリア・ダービーに優位などいない」

ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が2日、翌日に行われるインテルとの“イタリア・ダービー”を前に決意を新たにした。

　目下のところ4連勝中と好調なユーヴェに対し、インテルは過去7試合で獲得した勝ち点が「7」にとどまるなど、苦境を迎えている。しかし、アッレグリ監督は「イタリア・ダービーに優位なチームなど存在しない」と主張。その一方で「我々は着実に自分たちの道を歩んでいて、インテルとの試合に臨む準備はできている。前回のリーグ戦では引き分け、イタリア・スーパーカップでは敗れた。こんどは我々の番かもしれないね」と続け、インテル撃破に意欲を見せた。

　また、今回の一戦に勝利すると暫定ながらインテルをかわして3位に浮上することになるが、「インテルは、ナポリ、ミランと共に優勝候補のひとつ。我々は4位以内に焦点を当て続ける必要がある。今は4位に位置しているが、すぐ下には（勝ち点8差ながら1試合未消化の）アタランタもいる。我々の目標は来季のCL出場権を得ることだ」と語り、さらなる上位進出よりも4位以内の確保に注力すべきとの見解を示した。