セリエA第31節が3日に行われ、ユヴェントスとインテルが対戦した。
勝ち点「1」差で迎えた4位ユヴェントスと3位インテルによる“イタリア・ダービー”は、立ち上がりからユヴェントスがゴール前まで迫ったものの、ネットを揺らすことはできず。
試合が動いたのは43分、自陣まで戻ったアルバロ・モラタがペナルティエリア内でデンゼル・ダンフリースの足を踏んでしまいVARの結果、インテルにPKが与えられた。ハカン・チャルハノールがキッカーを務めたが、これはGKヴォイチェフ・シュチェスニーがセーブ。そのこぼれ球に詰めると、ユヴェントス守備陣と交錯しながら、ボールはネットを揺らしたものの、主審はチャルハノールのファウルを取り、ノーゴールと判定した。
しかし、VARからの助言を受け、PKを蹴った際にユヴェントスの選手たちが先にペナルティエリア内に侵入していたことからPKは蹴り直しに。再びキッカーを務めたチャルハノールがこれを左隅に決めて、インテルが先制に成功し、前半を折り返した。
後半はこのままスコアが動かず、この1点を守り切ったインテルが1−0で勝利を収めた。敗れたユヴェントスは昨年11月27日に行われた第14節のアタランタ戦に敗れて以来、リーグ戦17試合ぶりの黒星となった。
次節、ユヴェントスは9日にアウェイでカリアリと、インテルは同日にホームでヴェローナとそれぞれ対戦する。
【スコア】
ユヴェントス 0−1 インテル
【得点者】
0−1 45+5分 ハカン・チャルハノール/PK(インテル)