困窮家庭の2割以上が子どもの誕生日は「切ない」、お祝いなしは5%以上

チャリティーサンタは3月31日、「Withコロナ時代における困窮家庭の子どもの『体験格差』について」の調査結果第二弾を発表した。調査は2021年10月1日〜12月9日、2歳〜10歳程度の子どもを持つ家庭2,994世帯を対象に実施したもの。


まず、子どもの誕生日の準備について行ったもの・準備したものについて聞いたところ、「ケーキ」と答えたのは一般家庭で86.81%、困窮家庭で81.26%、「プレゼント」は一般家庭で93.84%、困窮家庭で66.02%という結果となった。

また、誕生日を一切お祝いしていないと回答したのは、一般家庭では0.57%だったのに対して困窮家庭では5.43%であった。



次に、子どもの誕生日を準備する中でどのような感情になったかを尋ねてみた。すると、困窮家庭では一般家庭の7倍となる21.14%が「切ない」と回答。10.34%が「しんどい」と答えており、これも一般家庭の5倍に該当する。（フォルサ）