写真の「美味しそう」は子犬でも分かる?(画像は『lovekoekoe 2022年3月14日付TikTok「#puppiesoftiktok」』のスクリーンショット) 料理雑誌に掲載されている写真はシズル感たっぷりで食欲をそそられるが、それは犬も同じようだ。このほどアメリカで暮らす一家が飼っている子犬の動画が人気となっている。子犬は雑誌に載っている料理の写真を本物と勘違いし一生懸命食べようとしていた。『New York Post』『Newsweek』などが伝えている。
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米ニューヨークに住むアカウント名「lovekoekoe」さんが先月14日にTikTokに動画を投稿したところ、440万回以上も視聴されるほど人気を集めている。動画には“ウィロー(Willow)”という名前のチワワのミックスと思われる犬が、雑誌の上に覆い被さってミートボールやパスタなどが並ぶ誌面にかじりつく姿があった。
どうやらウィローは掲載された料理の写真を本物と勘違いしているようだ。ウィローはそれに鼻を押し付けて夢中になって食べようとしているが、その横では飼い主の笑い声が聞こえてくる。ウィローの愛らしい姿は人々の心を鷲掴みにしたようで、このような声が寄せられた。
「それはダイエット中の私のようだわ。」
「今まで私が見た中で一番賢いワンちゃんね。」
「なんてこった! これは面白すぎるよ。笑いをありがとう、本当に可愛すぎるよ。」
犬は人間より優れた嗅覚を持っていることで知られており、愛犬家団体「アメリカンケネルクラブ(AKC)」の説明によると、人間の鼻の中の嗅覚受容体は約500万個であるのに対し、一部の犬種では1億個以上あるそうだ。ニオイによって食べ物が本物か偽物かの区別ができないとは普通では考えにくいが、寄せられたコメントの中には「うちの犬も同じことするのよ」といった声も見られ、ウィローと同じように料理の写真を本物と勘違いする犬がいるようだ。日本でも昨年3月、雑誌に載っているドッグフードの写真を食べようとした柴犬がSNSで話題になっていた。
ちなみに犬の視覚はかつて白黒でしか物が見えないと言われていたが、アメリカンケネルクラブによると犬は赤色を識別することはできないものの、黄色と青色そしてこの2つを組み合わせた色で物を見ることができるそうだ。
画像は『lovekoekoe 2022年3月14日付TikTok「#puppiesoftiktok」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)