首位ミランがシュート33本も痛恨ドローで2位ナポリと勝ち点1差

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2022年04月05日 11:18  サッカーキング

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セリエA第31節が3日に行われ、首位に立つミランと直近4戦勝ち星なしのボローニャが対戦した。

 前半はお互いにチャンスを作りながら得点を奪えない状況が続いたが、目下3連勝中で11年ぶりのスクデット獲得に邁進するミランは40分に、フランス代表に復帰したオリヴィエ・ジルーにボールを集めてボローニャゴールに詰め寄ったが、ボローニャのGKウカシュ・スコルプスキの好守に遭ってしまう。

 スコアレスのまま迎えた後半は、ラファエウ・レオン、ダヴィデ・カラブリアらがボックス内でフィニッシュまで持ち込むシーンを作り出し、終盤には途中出場のズラタン・イブラヒモビッチ、アンテ・レビッチらもゴールに迫ったが、ボローニャの4倍となる33本ものシュートを放ったが最後までゴールを割ることができず、0−0のまま試合は終了。ミランにとっては手痛い4試合ぶりの引き分けとなった。

 この結果、前日の試合で勝利を収めた2位ナポリとの勝ち点差は「1」となり、消化試合が1試合少なくユヴェントスとの“イタリア・ダービー”を制した3位インテルとも勝ち点「4」差に。三つ巴の様相を呈してきたスクデット争いの行方はどうなるのか、セリエAも終盤戦を迎えて目の離せない展開となっている。

 次節、ミランは10日にアウェイでトリノと、ボローニャは同日にホームで吉田麻也の所属するボローニャとそれぞれ対戦する。

【スコア】
ミラン 0−0 ジェノア


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