「笑顔が作れない」という稀な疾患を抱えるニュージーランド在住の女性がこのほどモデル事務所と契約を結び、人生の新たなスタートを切ることとなった。女性は仮面のような表情に見えることから幼少期には凄惨ないじめに遭い、何度も命を絶とうと思ったという。『New York Post』『The Daily Star』などが伝えている。
かねてから水泳を含むスポーツに取り組んでいたタイラさんは、2018年にメルボルンで開催されたヴィクトリア州選手権にて砲丸投げで1位を記録した。その後タイラさんは自分に誇りを持てるようになり、Instagramに「The girl who can’t smile(笑顔ができない少女)」というアカウントを立ち上げ、自分と同じように見た目の問題に悩む人々にモチベーショナルスピーカーとして励ましの言葉を送るようになった。
画像は『The Girl Who Can’t Smile 2022年3月13日付Instagram「Being bullied for something you are born with,」、2022年3月23日付Instagram「Embracing every inch of yourself, mentally,」、2022年2月8日付Instagram「Advice I wish I had listened to earlier or been given…」、2021年10月12日付Instagram「So, I’ve been getting a lot of questions both in my comments/DM’s and via brands comments in regards to my syndrome…」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)