チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・ファーストレグが5日に行われ、マンチェスター・C(イングランド)とアトレティコ・マドリード(スペイン)が対戦。マンチェスター・Cがベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネのゴールで1−0と先勝した。
前半は互いにスコアを動かすことができずに0−0で終了したが、後半に入ってホームのマンチェスター・Cが先制に成功する。70分、ゴール正面やや右のライン間でボールを受けたイングランド代表MFフィル・フォーデンが相手DFの股下を通すスルーパスを送り込むと、ボックス右のデ・ブライネが冷静にゴール左にシュートを流し込んだ。このゴールが決勝点となり、マンチェスター・Cがアトレティコ・マドリードに1−0で勝利した。
試合後、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督がインタビューに対応。その内容を、5日にイギリスメディア『BTスポーツ』が伝えている。
グアルディオラ監督は、決勝弾を決めたデ・ブライネについて「今シーズン最高の瞬間を迎えている」と絶賛した。
「彼はシャープで、素早く、ポジティブ。我々の試合における彼の影響力は絶大なんだ。フィル(・フォーデン)とのコンビネーションから並外れたゴールを決めたね」
アトレティコ・マドリードは、時に5−5−0とも言える選手配置を見せ、マンチェスター・Cの攻撃を凌ごうとした。グアルディオラ監督も「タフな相手との難しい試合だった」と激戦を振り返っている。
「良い結果を得た。残念ながら、最後にあと1、2回得点するチャンスがあったが、逃してしまった。それでも、1−0でマドリードに行けることは自信になる」
「今回の試合では、ゴール後の15分から20分の間に起こったことがより重要なポイントになるだろうね。これは私の感覚だ。我々は準備し、適応しなければならない」