レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが、古巣チェルシー戦に向けて意気込みを語った。5日、クラブ公式サイトが伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマン(PSG)を下したレアル・マドリードは、昨季の準決勝に続き、今季は準々決勝で昨季王者のチェルシーと対戦することが決定している。
6日に控えたアウェイでのファーストレグを前にクルトワは「昨年の対戦は別物だった。準決勝でファンはスタンドにいなかった。今回は新しいシーズンであり、別の試合で、セカンドレグではなく、ファーストレグだ。僕たちは非常に良い状態にあり、適切な強度でプレーすることができる。勝つために全力を尽くすよ」と意気込みを語った。
また、2011年夏に完全移籍で加入し、アトレティコ・マドリードへの3シーズンの期限付き移籍を経て、2014年夏から2018年夏までプレーしていたチェルシーについてクルトワは「僕はここで4年間プレーしたが、良い思い出しかない」と古巣との対戦を心待ちにしていることを明かした。
「リーグを2回、国内カップ戦でも2回優勝した。退団した時はそれほど良い思い出ではないが、移籍というのはいつだって難しいものだ。僕は今、レアル・マドリードにいて、準決勝へと進むことを助けるためにここにいる。それが重要なことだ」
「彼らはとても良かった昨シーズンと同じ選手たちがいる。今年は現在の直面している状況を考えると、もしかしたら少し苦労しているのかもしれないが、何人かの素晴らしい選手たちがいる良いチームだ。昨年も彼らと対戦したが、今回の対戦ではより良い結果が得られることを願っている」