明治安田生命J1リーグ第7節が6日に行われ、FC東京とヴィッセル神戸が対戦した。
試合が動いたのは11分、アウェイの神戸が先制する。左サイドに流れた大迫勇也は相手DFを剥がしてペナルティエリア左にスルーパスを供給。抜け出した汰木康也のシュートは相手GKに阻まれるが、こぼれ球をクリアしようとした相手DF長友佑都はクリアに失敗してしまう。ボールがゴール前に向かうと、反応した山口蛍が右足を振り抜いてネットを揺らした。
ビハインドで折り返したFC東京は、54分に試合を振り出しに戻す。渡邊凌磨のスルーパスに抜け出した永井謙佑がペナルティエリア右から浮き球で折り返し、アダイウトンが頭で押し込んだ。さらに57分、ペナルティエリア手前でこぼれ球に反応した森重真人がミドルシュートをゴール左下に突き刺し、FC東京があっという間に逆転する。
追いかける展開となった神戸は58分、ロストフから加入した橋本拳人を投入。橋本は古巣FC東京を相手に新天地デビューを飾ることになった。
次の1点が生まれたのは66分、FC東京がリードを広げる。長友のパスは相手DF菊池流帆にインターセプトされるが、足元にボールが入った菊池は処理に失敗。ディエゴ・オリヴェイラがルーズボールに反応し、シュートをゴール左下に流し込んだ。
試合はこのまま終了し、FC東京は2試合ぶりの白星で今季4勝目、神戸は2連敗で開幕9戦未勝利となった。次節、FC東京は10日にホームで浦和レッズと、神戸は同日にホームでセレッソ大阪と対戦する。
【スコア】
FC東京 3−1 ヴィッセル神戸
【得点者】
0−1 11分 山口蛍(神戸)
1−1 54分 アダイウトン(FC東京)
2−1 57分 森重真人(FC東京)
3−1 66分 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)