ソフトバンク・森が今季初失点初黒星 “同点での登板”は投球に影響ない?

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2022年04月07日 07:52  ベースボールキング

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ソフトバンク 森唯斗
◆ 通算133セーブの齊藤明雄氏「楽だと思うんですけど…」

 ソフトバンクは土壇場の9回に追いつき、延長戦に持ち込むも、守護神の森唯斗が今季初失点し1敗目。開幕から6戦6セーブと盤石だったクローザーが崩れた。

 0−1で迎えた9回、ソフトバンクは相手守護神の平野佳寿を打ち崩し、代打・上林誠知の同点適時打で開幕9連勝に望みを繋いだが、同点の10回に登板した森が先頭の福田周平を中安打で出塁させ、代打・後藤駿太と途中出場の宜保翔に連続適時打を許し2失点。今季9試合目にしてチームとともに初黒星を喫した。

 救援に失敗した森は、これまでリードした場面での起用が続いていたが、6日は今季はじめてセーブシチュエーションではない同点の場面での登板となっていた。

 “リードの有無”が抑え投手に与える影響について、6日放送のCSフジテレビフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の齊藤明雄さんは、「裏の攻撃があるから森の場合は勝っているときと同じような気持ちでマウンドに上がれると思うんです。自分が抑えれば、チームが勝てる可能性もあるし、楽だと思うんですけど…。先頭打者を出してから変わってしまったのかな」と分析した。

 ただ、同点時の登板も、サヨナラ負けの可能性がある先攻チームの場合は事情が異なるようで、「ビジターだったら先頭打者を出すと『やばい』って小さくなって、攻めきれないっていうこともあると思う」と言及。登板する際のスコアが抑え投手に与える影響については、「(チームが)先攻か後攻かでガラッと変わると思います」との見解を示した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


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