マンUがビジャレアルFWダンジュマに興味？　バイエルン戦にてスカウトを派遣か

マンチェスター・ユナイテッドがビジャレアルのオランダ代表FWアルノー・ダンジュマの獲得に興味を示しているようだ。7日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

　同紙によると、マンチェスター・Uは6日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝第1戦のビジャレアルvsバイエルンに、スカウトを派遣したとのこと。その試合で、ダンジュマは8分に決勝ゴールとなる先制点を決め、チームの勝利に貢献していた。また、昨年9月に行われた『デイリー・メール』での独占インタビューにおいて、幼少期のヒーローがクリスティアーノ・ロナウド（ポルトガル代表FW／マンチェスター・ユナイテッド所属）であると語り、「多くの点でインスピレーションを与えてくれた」と認めている。

　そして、2022−23シーズンからマンチェスター・Uの新監督に就任すると噂されているエリック・テン・ハーグ監督（現アヤックス指揮官）も興味を持つだろうと『デイリー・メール』は伝えている。

　現在25歳のダンジュマは、PSVの下部組織出身。2016年夏にNECナイメヘン、2018年夏にクラブ・ブルージュにそれぞれ移籍した。2019年夏にボーンマスへ活躍の場を移すと、今シーズンからビジャレアルでプレーしている。ラ・リーガでは20試合出場で、8ゴール3アシストを記録している。なお、『デイリー・メール』によるとダンジュマとビジャレアルの現行契約は2026年夏までで、6400万ポンド（約96億円）の契約解除条項が付帯していると報道されている。

　マンチェスター・U移籍となれば、ボーンマス時代以来のプレミアリーグでのプレーとなるダンジュマ。果たして同選手の決断は。