援護なく2敗目も…阪神・ガンケルが2戦目の変わり身 解説陣も高評価「よく投げた」

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2022年04月11日 06:50  ベースボールキング

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好投を見せた阪神のガンケル (C) Kyodo News
◆ 「次はまた良い投球が見られる」

 阪神のジョー・ガンケル投手(30)は10日、甲子園で行われた広島戦に先発登板。

 7回を投げて被安打3、無四球で1失点と好投を見せたが、援護に恵まれず今季2敗目を喫した。




 1週間前の巨人戦は今季初登板で4回4失点。なにより4四球とらしくない姿が目についた来日3年目の右腕。この日も先頭の西川龍馬に対していきなり3ボールとしながら中飛で打ち取ると、初回は三者凡退の好スタートを切る。

 しかし2回、2ボールからライアン・マクブルームに内角のボールをうまく弾き返され、ライナー性の打球がそのままレフトスタンドに着弾。一発で先制点を与えてしまった。

 それでも、以降は切り替えて見事な投球を展開。3回から5回まで3イニング連続で三者凡退に斬って取ると、持ち味の打たせて取る投球で7回を87球で1失点にまとめた。



 チームは最後まで本塁が遠く、0−1で敗戦。ガンケルに今季2敗目が付いてしまったものの、解説陣は右腕の復調ぶりに好感触を得たようだ。

 10日放送の『プロ野球ニュース』に出演した金村義明氏は「よく投げたと思う」と力投を讃えつつ、「前回の巨人戦では頭が突っ込むようなところもあったが、今回は素晴らしかった」とコメント。

 一方で被弾のシーンについては「“1球に泣く”というのはこのことと言うような…。マクブルームの一発ですね。厳しいボールではあったんですが、うまく肘を抜きながら、面を変えずに弾丸ライナーで叩き込んだホームラン」と、うまく対応した打者を褒めた。

 同じく番組に出演した谷繁元信氏も「チーム状態が苦しいので、1失点でも勝ちは付かないんですが…。もう大丈夫でしょう」と振り返り、2戦目の復調に太鼓判。

 金村氏も再度「昨年の良い時のような投球はできたと思う。動くボールを低め低めに集めていた」と強調。「おそらく次はまた良い投球が見られると思う」とまとめ、今後の登板に期待を寄せた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』




【動画】0−1敗戦も…ガンケルが見せた魂のピッチング

このニュースに関するつぶやき

  • こんな状況の阪神の選手にとって、甲子園球場が最もアウェイ感の強い球場なんだろうなと。
    • イイネ!6
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