ラ・リーガ第31節が10日に行われ、レバンテとバルセロナが対戦した。
前半をスコアレスで折り返すと、50分にダニエウ・アウベスがペナルティエリア内でソンを倒したことでレバンテがPKを獲得。キッカーを務めたホセ・ルイス・モラレスがこれを決めて、ホームのレバンテが先制に成功した。さらに55分にはロジェール・マルティのシュートがエリック・ガルシアの腕に当たり、再びPKを獲得。しかし、キッカーを務めたロジェールのシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがセーブした。
追いかけるバルセロナは56分にガビとペドリを投入すると、59分にウスマン・デンベレのクロスにピエール・エメリク・オーバメヤンが頭で合わせて同点に追いつく。直後の63分にはガビがドリブルでエリア内に切り込んでパスを出すと、ペドリがこれを流し込み、バルセロナが逆転に成功した。
しかし、82分には途中出場したばかりのクレマン・ラングレがダニ・ゴメスをエリア内で倒してしまい、バルセロナはこの試合3度目となるPKを献上。これをゴンサロ・メレロが決めて、レバンテが試合を振り出しに戻した。
勝利を目指すバルセロナは直後にルーク・デ・ヨングとアダマ・トラオレを投入して勝ち越しゴールを狙うとこの采配が的中する。90+2分にジョルディ・アルバのクロスにL・デ・ヨングが頭で合わせて勝ち越しに成功した。
試合はこのまま終了。劇的勝利を収めたバルセロナはリーグ戦7連勝を飾り、2位をキープした。次節、レバンテはアウェイでグラナダと対戦。また、バルセロナは14日のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグのフランクフルト戦後、18日にカディスをホームに迎える。
【スコア】
レバンテ 2−3 バルセロナ
【得点者】
1−0 52分 ホセ・ルイス・モラレス/PK(レバンテ)
1−1 59分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(バルセロナ)
1−2 63分 ペドリ(バルセロナ)
2−2 83分 ゴンサロ・メレロ/PK(レバンテ)
2−3 90+2分 ルーク・デ・ヨング(バルセロナ)