BIGBOSS率いる日本ハムが今季初の連勝　4番・松本V打含む猛打賞＆2盗塁

● 西武 0 − 3 日本ハム ○
＜4回戦・ベルーナドーム＞

　BIGBOSSこと新庄剛志監督率いる日本ハムが今季初の連勝。10日の楽天戦に続き、ロースコアの熱戦を制した。

　日本ハムは前回対戦で5回0封と抑え込まれた西武のドラ2左腕・佐藤隼輔に対し、初回に4番・松本剛が左前へ適時打を放ち先制すると、4回には松本の安打と盗塁で作ったチャンスで6番・ヌニエスが左前打を放ち追加点。9回にも7番・石井一成の三塁打を足がかりに加点した。

　今季3度目の4番起用となった松本は、3打数3安打1四球の全打席出塁で2盗塁の大暴れ。1打点1得点と全得点に絡む大活躍を見せ、11日時点でリーグトップだった打率を「.419」、盗塁数も「7」に上積みした。

　投げては中5日で先発した加藤貴之が6回2/3（93球）を投げ、4安打無四球無失点と好投。その後を受けた玉井大翔と堀瑞輝も無失点でつなぎ、最終回はドラ8ルーキー北山亘基が3者連続三振の圧巻投球で締めくくった。

　勝利投手は先発の加藤で今季1勝目（1敗1ホールド）。北山が6試合目の登板にしてプロ初セーブ（2勝1ホールド）を手にした。