桜庭ななみ、堀井新太、工藤遥ら、千葉雄大×永山絢斗『ダブル』オールキャスト発表

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2022年04月13日 05:01  リアルサウンド

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『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』(c)WOWOW

 千葉雄大と永山絢斗がW主演を務める『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』のオールキャスト10名が発表された。


 原作は、第49回小学館IKKI新人賞「イキマン」受賞でデビュー後、『わたしの宇宙』や『潜熱』などの作品を生み出してきた漫画家・野田彩子が手がけ、2020年に第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した、現在『ふらっとヒーローズ』で連載中の漫画作品。


 主人公は、天性の才能を持った俳優と、彼の才能をいち早く見出し世に送り出そうと支える“代役”俳優の2人。天性の魅力と秘めた才能を次第に開花させていく宝田多家良役を千葉、自身も「世界一の俳優になりたい」という夢を抱きながら、多家良の才能に惚れ込み、演劇のいろはを教え生活も支えるもう一人の主人公・鴨島友仁役を永山が演じる。年齢も同じで誕生日も2日違いという同世代でありながら本作で初共演となる2人が、緊張感のある共依存関係の役者2人を演じる。


 本作が連続ドラマ初チーフ監督となる新鋭・中川和博が監督を務め、第106回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)の吉田恵里香が脚本を手がける。


 路上で見かけた多家良(千葉雄大)に魅力を感じ芸能事務所にスカウトするマネージャー・冷田一恵役に桜庭ななみ、人気俳優として活躍し多家良と友仁とは良き同志となる轟九十九役に堀井新太、アイドルと演技派女優の顔を合わせ持ち多家良に興味を示す今切愛姫役に工藤遥、舞台演出家で多家良たちの運命を動かす岐華江役に神野三鈴、日本を代表する映画監督で多家良と出会いその才能を見出していく黒津壮市役に津田寛治が扮し、2人の物語を彩るメインキャストとして名を連ねる。


 また、多家良と友仁が所属する「劇団英雄」の団長・水野英雄役に板橋駿谷、2人と同じアパートの住民で漫画家の川上たつひこ役に前野朋哉、2人の演劇仲間で劇団を主宰する永田信也役に水間ロン、多家良が所属する芸能事務所「フラット」の社長に橋本じゅん、フラットの看板女優であり社長夫人の神野美波役に中山忍が顔を揃えた。


 新たに出演が発表されたキャスト陣からはコメントも到着。あわせて、新たなプロモーション映像が公開された。


【動画】プロモーション映像


■コメント
・桜庭ななみ(冷田一恵役)


今回千葉雄大さん演じる宝田多家良のマネージャー、冷田一恵を演じることになりました。私自身もマネージャーさんと行動する時間が多く、普段のマネージャーさんの動きなどを参考にしながら演じ、とても楽しい時間となりました。多家良や永山絢斗さん演じる友仁が俳優としての夢を追っていく物語でもありますが、私が演じる冷田がマネージャーとして成長していく姿にも注目していただけたら嬉しいです。


・堀井新太(轟九十九役)


『ダブル』は演劇、芝居の良さが沢山詰まっている作品です。人情や街並など、この世界にどっぷりと浸かってみたくなる要素が沢山詰まっています。そして、主人公二人の関係性には不思議と微笑ましくなると思います。僕が演じた九十九は芸能界の先輩役者として、多家良に色々なことをアドバイスしたり、作品に出るきっかけを作ったりと、とても重要な役所です。伝え方一つを間違えると、原作で描かれているキャラクターの性格の良さが消えてしまうと感じたので、ひとつひとつの所作を大切に監督と密にセッションしながら作り上げていきました。お楽しみにお待ちください。


・工藤遥(今切愛姫役)


初めて今切愛姫を見た時に、もの凄く近くにいるような、自分を見ているような、不思議な感覚に陥ったのを覚えています。きっと、別の方が演じていたら、狂うほど嫉妬したでしょう……宝物で、大きな財産です。楽しんで頂ける作品になっていると思います。


・神野三鈴(岐華江役)


自分とは違う人間になる“ダブル”他者の立場になって世界を見る“ダブル”一人ではいけない世界に行く“ダブル”一人で立ちながら二人で生きる“ダブル”雄大くんと絢斗くんの熱情の中にたくさんのダブルが見える。そして純粋に名作演劇のオンパレードを楽しんでいただきたいです。この世は舞台。私たちはみんな役者。


・津田寛治(黒津壮市役)


若き俳優達のリアルを描いた野田彩子先生の名作『ダブル』ドラマ化にあたり、物語の中でも重要なキャラクターである黒津監督役で白羽の矢が立ったときは相当なプレッシャーでしたが、若き俳優達を演じる若き俳優達に救われました。みんな、本当にありがとう!!


・板橋駿谷(水野英雄役)


『ダブル』には作品を作り出す時の苦しみも喜びも全て詰まっている。このドラマも同じことが言える。千葉さん、永山さんを現場で観てるだけでとてもワクワクした。きっと他のキャストの方々のシーンもワクワクするに違いない。大好きな作品『ダブル』のワクワクが沢山の方に届きますように。


・前野朋哉(川上たつひこ役)


主人公の二人と同じアパートに住む、漫画家の川上たつひこ氏を演じました。鴨島くん、多家良くんとの日常的なシーンが多く、終始和んだ雰囲気で楽しく撮影できました。ただ、アパート外の二人は全く知らないので、こう言うとややこしいですが、俳優の仕事をしている二人を早く見たいです。“俳優”という生き方をどうぞお楽しみください。


・水間ロン(永田信也役)


中国に「浮生夢の如し」という言葉があります。人生は夢のように短く儚い、そんな夢の中で踠き苦しむ30代のラブストーリーです。と、こういう事を言いそうな演出家の永田信也役を演りました。ぜひご覧ください!


・橋本じゅん(社長役)


お芝居として、かなり見応えがあり過ぎるドラマです。これは、小劇場出身であり、未だにその劇団に在籍している僕などにはグサグサに突き刺さりまくりまして、真実と虚構がかなりのシンクロ具合! 何にせよ『虚実皮膜』とはこの事だな、と。すみません、イチ役者としてコメントしてしまいました。


・中山忍(神野美波役)


女優・神野美波……一体、何者なの?! 撮影が終わった今も最大の謎です! 看板女優ということで事務所に飾られている過去の出演作のポスターや数十年前と思われるカレンダーの撮影もしっかり行われ、細やかに作り込まれる世界観が楽しかったです。劇中劇で演じた「町田さん」もへんてこな人で面白かったな。撮影の合間に怪獣映画の話題で、少年のように目をキラキラさせる中川監督と高江洲プロデューサーと盛り上がった事も楽しい思い出。『ダブル』クライマックスをどう迎えるのか?! 私も楽しみです!


(リアルサウンド編集部)


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