「打ち始めたら巨人打線が回る」解説陣注目の“キーマン”に要注意

1

2022年04月13日 16:50  ベースボールキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

巨人・丸佳浩選手
◆ 2戦連発「去年と違って状態良い」

 巨人がわずか1試合で首位再浮上。12日のDeNA戦では開幕から4番に座り続けていた岡本和真を欠く“今季初”のラインナップだったが、主砲離脱もなんの今季初の2ケタ10得点で快勝を収めた。

 岡本に代わって「三塁」で起用された2番・若林晃弘も含め先発全員安打と打線は総じて活発だったが、なかでも試合のターニングポイントとなったのが、3回に飛び出した丸佳浩の勝ち越し2ラン。同点とされた直後に突き放す2試合連発リーグトップタイの4号弾で、ここから2イニング連続4得点と打線が爆発した。

 12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の江本孟紀さんは、「クリーンナップのなかでも、丸が打ち出したら巨人打線が回り始めるんじゃないか」と、巨人打線における丸の存在感の大きさに言及。

 昨年は不振で二軍落ちを経験し、118試合の出場で打率.265、23本塁打、55打点、OPS.860をマークしたが、いずれも巨人移籍後ワーストの数字。主軸の不振がチームの失速にもつながった。

 江本さんは「去年と違って丸の状態がいいですよ。打線の中で去年は調子が悪かったので、今年は丸の活躍というのが打線のなかでは大きいんじゃないですかね」と、ここまでの戦いぶりを振り返った。

 また、同番組に出演した谷沢健一さんは、丸について「去年はずいぶん不調の時期が長かったんですけど、タイミングの取り方を少し変えましたよね。ヒッチはするんですけど、大きくではなく最小限に調節している」と、打撃フォームの微調整がプラスに働いていると分析。

 「去年の悪いときは(ヒッチが)上がりきらずに打ってしまっていたので差し込まれていたり、前で打ってしまったりしていた。江本さんが言う通り、丸が打ち出すと本当に巨人は変わるよ」と、こちらも“巨人打線のキーマン”として丸に熱視線を送っていた。

 12日終了時点で打率.276(58−16)、4本塁打、10打点、OPS.881の成績。他球団にとっては巨人打線のなかでも“乗せてはいけない”要注意人物となりそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

    ランキングスポーツ

    ニュース設定