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ホームのアトレティコは、前回対戦からヴルサリコに代えてレマルを起用。右ワイドにマルコス・ジョレンテを配し、ジョアン・フェリックスを最前線に据えた「5−4−1」でスタート。一方のマン・Cは、ファーストレグで活躍したフィル・フォーデンが最前線の中央に入り、ベルナルド・シウバが左に。右サイドバックにはカイル・ウォーカーが入った。
ベスト4に進むには得点が必要となるホームのアトレティコは、ファーストレグよりもやや攻撃的な陣容と布陣で試合に臨むと、立ち上がりから圧力を強めていく。それでも次第にマンCがボールを保持するようになり、9分にはギュンドアンがミドルシュート放ち、10分には左CKからストーンズがヘディングシュートを放つが枠は捉えきれない。
状況を打開できないマンCはフォーデンとシウバの立ち位置を入れ替えて変化を与えると、30分に決定機を迎える。裏のスペースを狙ったウォーカーがボックス右でパスを受けてゴール前へセンタリング。ファーサイドで受けたフォーデンが中央のギュンドアンに戻し、フィニッシュまで持ち込むがシュートは左ポストに阻まれる。さらにこぼれたボールをギュンドアンがヘッドで狙うが対峙したフェリペにブロックされた。
一方のアトレティコは35分、ゴール正面やや右からコンドグビアがミドルシュートを放つがDFに当たったボールはGKエデルソンがキャッチ。その後も、最前線に入るジョアン・フェリックスのキープ力を生かしてラインを押し上げて反撃に出ようとするが、マンCの戻りも早くゴールに迫る場面はそれほど作り出せなかった。
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53分には、左サイドからロディのアーリークロスにジョアン・フェリックスが飛び込むがオフサイド。55分、右サイドからジョレンテのクロスにファーサイドのフェリックスが反応するが合わせきれない。57分、ジョアン・フェリックスのポストプレーからグリーズマンがシュートを放つも、枠を外れる。
畳み掛けるアトレティコは、ここで3枚替えを敢行。グリーズマン、ロディ、コケに代えて、アンヘル・コレア、カラスコ、デ・パウルを投入し、勝負をかけていく。70分、ジョアン・フェリックスのドリブル突破から右サイドにボールが流れ、ボックス右のジョレンテが落としたボールを入ったばかりのデ・パウルが右足で狙うが、枠をわずかに外れてしまう。77分、左サイドからレイニウドが上げたクロスにボックス右のデ・パウルがダイレクトで合わせるが、これも枠を捉えきれない。
マンCは79分、ベルナウド・シウバに代えてフェルナンジーニョを送り出し、アトレティコの攻撃に備えるが、勢いは止まらない。79分、右サイドでボールを持ち上がったアンヘル・コレアがボックス右からシュートを放ってゴールを脅かす。アトレティコは82分、前線にクーニャとスアレスを入れてさらに圧力を強めていく。
86分には、カラスコの浮き球をボックス左のコレアが胸で落とし、クーニャが右足で狙うもDFのブロックに遭う。89分、カウンターから左サイドでボールを持ったカラスコがボックス中央にセンタリングを送るがクーニャにはわずかに合わなかった。
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それでも諦めないアトレティコは90＋8分、左サイドで得たFKからカラスコがゴール前に鋭いボールを送るが、GKのクリアに遭う。90＋12分には、ボックス右にこぼれたボールをコレアが狙ったが、これもGKエデルソンの好セーブにゴールを阻まれた。アトレティコの後半の猛攻も及ばず、試合はゴールレスドローに終わり、2戦合計スコア（0−1）で上回ったマンCが2年連続でベスト4に進出。決勝進出をかけてレアル・マドリードと対戦することになった。
【スコア】
マンチェスター・シティ 0−0 アトレティコ・マドリード
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