不発に終わった「5番・青木」ヤクルトOB五十嵐氏はどう見た?

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2022年04月14日 17:52  ベースボールキング

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ヤクルト 青木宣親
◆ 打撃好調な太田を外して起用するも…

 ヤクルトは開幕3連戦以来となる3連勝ならず。松山で行われた広島との2連戦は先勝したものの、第2戦は相手先発・床田寛樹を打ちあぐね、1勝1敗に終わった。

 14日の第2戦は、床田の前に4回、5回、6回とチャンスを作ったが得点につなげることが出来ず、8回もリリーフ右腕・島内颯太郎から四球2つで塁上を賑わせながら、あと1本が出ない展開。結局、6回に飛び出した濱田太貴のソロホームランによる1得点に抑え込まれた。

 この日の打線の中でカギを握ったのは、今季初めて「5番」で起用された青木宣親。ドミンゴ・サンタナの離脱以降は代役を立てながらやりくりしてきたクリーンナップの一角に、打率1割台に低迷している40歳のベテランが配された。

 青木は2回の第1打席を右飛に打ち取られると、4回二死一・二塁の第3打席は三ゴロ、6回一死一・二塁の第3打席は三邪飛、8回二死一・二塁の第4打席は空振り三振と、得点圏に走者を置いたチャンスで3度凡退。7回の左翼守備でも小園海斗の安打をファンブルして二塁進塁を許すなど、攻守に精彩を欠いた。

 13日放送のCSでフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演したヤクルトOBの五十嵐亮太さんは、「太田が5番で結果を出していたので、今日もそれでいいのかなというところで、あえて青木を5番で起用した。これまで青木の状態が上がってこない中で、打順を入れ替えて何かキッカケになればいいなという願いも込めての起用だった。結果的に機能しなかった」と、5戦連続安打で打率.364と打撃好調の太田賢吾の存在にも言及しつつ、青木の復調を願っての選手起用だったと解説。

 今後については、「これでまた打順が入れ替わるかもしれないですけど、彼の状態は今後勝ち進んでいくためにも非常に重要なポイントになってくる。彼の活躍は欠かせない。今後上がってくることを願うのみですね」と話した。

 青木は14日時点で今季15試合に出場し、打率.160(50−8)、0本塁打、1打点、OPS.463の成績。故障離脱したサンタナが患部の検査のため帰国したとも伝えられているだけに、背番号23の一日も早い復調が待たれる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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