田尾氏、2敗目の巨人・菅野は「まだ本調子じゃない」

○ 阪神 4 − 1 巨人 ●
＜4回戦・甲子園＞

　15日の阪神戦に先発した巨人のエース・菅野智之が、今季2敗目を喫した。

　前回登板のヤクルト戦で打球が右足に直撃し5回途中で降板した菅野は、中6日で先発マウンドへ。坂本勇人の適時打で初回先制点をもらった菅野はその裏、満塁のピンチを招くも糸原健斗を二飛に仕留めてピンチを脱す。

　2回、3回は三者凡退に抑え、4回は走者を出したが阪神打線にホームベースを踏ませない。5回も簡単に2アウトを奪ったが、1番・中野拓夢に右安と盗塁で得点圏に走者を進められると、続く佐藤輝明に逆転2ランを浴びた。

　菅野は6回1/3を投げ、6安打、6奪三振、1与四球、2失点で2敗目を喫した。

　15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人戦』で解説を務めた田尾安志氏は菅野について「今年の菅野はまだ本調子じゃない。イニング数を見ても、ここまでもなかなか長いイニング投げられていないですからね」と振り返った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）