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【プラス材料】
前節の名古屋グランパス戦での勝利は大きい。今季リーグ戦初勝利だったことに加え、なかなか達成できずにいたチームのJ1通算100勝目で、ひとつの目標を達成したことは自信にもつながるはずだ。0−5で大敗したサガン鳥栖戦から中3日で迎えた試合を複数得点＆無失点で勝利したことはプラスに作用するに違いない。
名古屋戦ではDF福森晃斗のFKが先制点をアシスト。リーグ屈指の左足を持つこの選手のキックフィーリングが高まってきていることを感じさせる。福森のキックはチームの重要な武器で、その状態がそのままチームの好不調を左右すると言っても過言ではないほど。さらなる活躍が期待される。
また、名古屋戦で2点目を奪ったFW中島大嘉にも期待が集まる。
【マイナス材料】
まずは13日のJリーグYBCルヴァンカップで2−0の状況から試合をひっくり返されてしまったことはあまりにも痛恨だった。名古屋戦に勝利した勢いのまま白星を重ねたかったが、今後の流れを考えても手痛い逆転負け。そこから中2日で迎えるFC東京戦とあって、少なからずマイナスな雰囲気につながっている。
また、攻撃陣に負傷者が重なっていることも苦しい。FW小柏剛の離脱に加え、先週にはFW興梠慎三の負傷も発表された。そして、名古屋戦の試合途中に攻撃のキーマンであるMF金子拓郎が負傷退場。金子の状況は読みにくいが、マイナス材料であることには違いない。得点力のある選手を複数欠くのは当然のことながら試合を難しくするはずだ。
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■FC東京
【プラス材料】
前節は浦和レッズにリズムをつかまれたが、中盤をダブルボランチに変更するなど柔軟に対応。アルベル・プッチ・オルトネダ監督は「より戦術的な、よりヨーロッパ的な試合だった」と振り返り、浦和と拮抗したゲームができたことを前向きに捉えている。
これにより、ACLに出場するチームとの連戦を1勝1分1敗で終えたことは悪くない結果だ。
13日のJリーグYBCルヴァンカップでDF小川諒也と長期離脱していたDFバングーナガンデ佳史扶が復帰したことも明るい材料。
【マイナス材料】
DF木本恭生が第7節のヴィッセル神戸戦、MF渡邊凌磨が浦和戦で負傷交代を余儀なくされた。現時点でケガの詳細は不明だが、欠場となれば大きな痛手となる。
ルヴァンカップの湘南ベルマーレ戦はメンバーを入れ替えて臨んだが、1−2で競り負け、リーグ戦への弾みはつけられなかった。特にここから中2〜3日での試合となるため、チームの総合力という点で不安が残る。
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文：totoONE編集部
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