巨人・坂本が2戦合計3失策の守乱も…解説陣から揺るがぬ信頼「大丈夫」

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2022年04月17日 07:24  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人・坂本勇人 (C) Kyodo News
◆ 笘篠氏「長いシーズンこういう日もある」

 巨人が阪神との伝統の一戦で2連敗。連日の拙攻拙守という試合運びで、首位広島とのゲーム差が「1」に広がった。

 来日初勝利を目指すシューメーカーを援護したい打線は、来日初登板の相手右腕・ウィルカーソンの前に6回3安打と抑え込まれ、スタメン復帰した4番・岡本和真の適時打による1点どまり。守りでも2戦合計5失策と連日の守乱で、名手・坂本勇人はこの日も相手の先制点につながる悪送球で2戦3失策。大観衆が詰めかけた甲子園で、らしくないプレーが続いている。

 16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の笘篠賢治さんは「昨日に続いてミスからもったいないという試合でしたけど、長いシーズンこういう日もあるんですよね」と、エラー絡みで試合を落としている巨人の戦いぶりを振り返りつつ、「送球ミスをする坂本というのは非常に珍しい。捕ればほとんどアウトですから。昨日今日とミスがありましたけど、巨人はまだチーム状態が良いですから、こういうところからしっかりと気を引き締めてやっていけば大丈夫だと思います」と話した。

 また、同番組に出演した谷繁元信さんは、「坂本はちょっと開幕出遅れた。ギリギリ開幕3戦目に出てきたんですけど、結構いいペースでプレーしていて、ちょうど疲れが出る頃じゃないかなと思う」と坂本の体調面に変化が生じている可能性に言及し、「本人もベテランですからわかっていると思うので、また明日から気を引き締めてやってくれると思います」と、笘篠さん同様こちらも名手・坂本への信頼感を口にした。

 巨人は昨季12球団最少45失策と堅守を誇ったが、今季は19試合で西武と並んで12球団最多タイの15失策。リーグ最多4失策とらしくないプレーが散見される主将・坂本を中心に、再び堅守を取り戻せるか。

▼ 2022年「球団別エラー数」ランキング

<セ・リーグ>
7個 阪神(順位:6位)
9個 広島(順位:1位)
9個 ヤクルト(順位:4位)
9個 DeNA(順位:5位)
10個 中日(順位:3位)
15個 巨人(順位:2位)

<パ・リーグ>
1個 楽天(順位:1位)
5個 オリックス(順位:4位)
6個 日本ハム(順位:6位)
8個 ソフトバンク(順位:2位)
11個 ロッテ(順位:3位)
15個 西武(順位:4位)

※4月16日終了時点

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

このニュースに関するつぶやき

  • 気になるのは開幕時もそうでしたが、坂本はここ数年「コンディション不良」での欠場があることです。だから相当無理をしてるのかも。解説陣は非公表の内部事情を知りませんから。
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